#7長い長いビーチを見下ろして-タウランガ・マウアオ[NZ縦断シリーズ#7]

ニュージーランド
頂上に立つと、外海と湾に挟まれるようにして広がる街並みがあった

果てしなく続く長いビーチ。実は島になっている

気持ちのよい海辺の町タウランガ。
複雑な湾が入り込むこの町は、人口12万人ほどのベイオブプレンティ地方の中心都市。

まだ開発途中の中心街からハーバーブリッジを渡り北へ進むと、マウントマウンガヌイ市街地があります。
ビーチを楽しむ人たちでにぎわうけれど、それでいて静かで落ち着いた雰囲気。

今回は、メインビーチの端にたたずむ小高い山「マウアオ(マウント・マウンガヌイ)」へ行ってきました。

[NZ縦断の道のり#7]



マウアオ(マウント・マウンガヌイ)サミットウォークのインフォメーション

マウアオは小さな山なので気軽に登れます。
コースがいくつかあり、それぞれ景色が違うので行きと帰りで道を変えるとベター。
インフォメーションセンターで地図がもらえますが、割とアバウトです(笑)

マウアオ(マウント・マウンガヌイ)サミットウォークの詳細

必要な時間と距離

片道40分
距離はコースにより異なる

高低差

232m

トレイルの状態

整備された歩きやすい道
坂のキツさはコースにより異なる

トレイル地図

詳しい情報は、下記のタウランガシティ、マウアオのページへ

Tauranga City Council > Exploring > Parks and reserves > Parks > Mauao
Mauao is an historic reserve. It is owned by iwi and managed by Tauranga City Council.

複雑な湾を持つタウランガ

入り組んだ湾。いつかカヤックやサップなどで海面の旅をしてみたい。

ニュージーランドは独特な形をした湾が多く見られるけれど、その中でもタウランガはより複雑な湾を持っています。

マウントマウンガヌイ(山の名称)は、タウランガ湾の入り口付近にあるマウントマウンガヌイ市街地(町の名前でもある)にあります。

内側は波もなくのんびりした雰囲気。奥にマウントマウンガヌイが見える。

タウランガ湾側の海は穏やかでゆっくりと時間が過ぎていくよう。

外海側は海水浴を楽しむ人でにぎわっている。

反対側のビーチは比較的にぎやかなエリアだけれど、適度な落ち着きもあるのんびりさ加減。

マウントマウンガヌイに登ってみた

登り始めてすぐに振り返った景色。

「山に登る」と表現するには低すぎる高低差だけれど、景色のよさは歩く距離や高さに必ずしも比例しない。

ビーチ沿いの小高い場所は特にそう思います。

山のふもとは牧場になっているところもある。奥に見える島は多分メイヤー島。

小さい山でも結構変化に富んでいる。牧草地があったり、崖があったり。

岩肌にはツバメの巣がありました。

風の吹くトレイルから果てしなく続く海岸線を眺めながら登っていく。

しばらくすると海岸に面した道が山の中心へと向きを変え、木々の中へいざないます。

湾の内側には大きな客船が停まっていた

頂上にはあっという間に到着しました。

頂上に立つと、外海と湾に挟まれるようにして広がる街並みがあった

このハイキングコースは、景色だけではなく鳥も見ることができます。

青い翼と白いぼんぼりが印象的なTui(トゥイ)

ニュージーランドの代表的な鳥Tui。
オークランドでもよく見かけるTuiですが、お気に入りの鳥のひとつです。

ニュージーのメジロ。英語ではSilvereye

メジロもいました。こちらもNZでよく見かける鳥です。

何とも言えない表情をしているこの鳥はSong Thrush。和名 ウタツグミ

マウント・マウンガヌイを降りてビーチの間にあるモツリキ島(Moturiki Island)へ。
アイランドという名前ですが、陸続きで歩いていけます。
モツリキ島は4枚目の写真に写っています。(クリックで写真に移動

途中に釣りポイントがあり、多くの釣り師でにぎわっている

モツリキ島はとても小さいのですぐに先端にたどり着くことができます。

先には海を眺めるにはちょうど良い岩がある

町が内外の2つの海に挟まれていて、小高い山もあるタウランガ。
建物から出ればすぐに海や山に接することができる。
この身近さがニュージーランドの自然を特徴づけていると思います。

大きな国にはない、小さな国だからこその身近な自然。
タウランガはそんな身近な自然を体験するのに適した町でした。

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